世界遺産シントラの文化的景観
翌朝、観光初日はエデンの園と呼ばれるシントラへ向かった。
メトロでレスタウラドーレス広場まで移動して、ロシオ駅からシントラへ向かった。
電車がギリギリの時間やったからめっちゃ走ったんやけど、途中中国人のおっさんが何やら話しかけてきた。
でも急いでたので適当にかわしチケットオフイスへ。
しかし、電車は間に合わず行ってしまい次の電車を待ってるとまたさっきの中国人のおっさんが中国語で声を掛けてきた。
英語で返すと困ったように逃げていくおっさん。俺が中国人に見えたようだ。
俺は中国人を日本人とは思わへんけど、中国人は日本人の区別を出来ないのだろうか!?
次の電車に乗ると昨日飛行機が一緒やった日本人が2,3組乗り合わせた。
地球の歩き方に大々的に取り上げられているシントラへ初日からこぞって出掛けるバカな日本人…
すぐに電車はかわいいシントラ駅へ着いた。
バスの一日券を買って、まずムーア城跡へ向かった。
ムーア城跡のチケットオフィスでは俺が本日最初の客らしく俺を見るなりドアを開け出した。
他の客よりいち早くと足早に城跡を上へ上へと上って行く。
途中、一番じゃなかったんやと思いいつつ黒人のおっさんをも抜かし上って行った。
「あれー門閉まってるやんけ!今日休みか?違うやろ。最悪や。なんでや!?道間違えたんかな?」
猫がじゃれてるから見とこ。
そしたらさっきの黒人のおっさんが思ったとおり追いつき、何も言わず鍵を開けた。
やっぱりな。
おっさん、朝しんどいからって観光客に抜かれて平気な顔して上ってくるってあかんやろ!
おいおいとおっさんに話しかけ、更に一番で上って行く。
プチ万里の長城みたいなところやな。
結構勾配のキツイ城壁の階段を上り続ける。
もうすぐで頂上や。
頂上から見える向こうの山に見えるペーナ宮殿。ちょっと霧がかってきた。
たぶんこっちがユーラシア大陸の果てで、晴れてれば大西洋がはっきり見えたんやろうけど…。
見下ろせば世界遺産のかわいいシントラの町。
てっぺんを独り占めする気分は最高で旅の始まりから絶好調で飛ばした。
ムーアの城跡を出て次にペーナ宮殿に移動した。
ペーナ宮殿も山頂でかなり急な坂を上り続けなあかんくて結構しんどい。
ペーナ宮殿はイスラム・ゴシック・ルネッサンス・マヌエルなどの各様式が寄せ集められ建てられたカラフルな宮殿。
鮮やかな門を通り抜ける。
これはガーゴイルかなんかかな?
至るところにアズレージョの綺麗な壁がある。
アズレージョっていうのはポルトガルではすごくポピュラーな装飾タイルのこと。
芸術のことはよう分からんけどアズレージョは見ててめっちゃ綺麗で繊細なんで楽しい。
霧がかかってしまって景色を見渡せないのが残念や。
ヨーロッパでイスラム建築が混ざってることが不思議に感じる。
ペーナ宮殿を出て、次に王宮に向かった。
王宮の中の1室のアズレージョは最高にきれい。
ズームにしてみた。
日曜日の2時までは無料らしくちょっとラッキー。
シントラの町にはオシャレなカフェがいっぱいある。
世界遺産シントラ・ヴィラの町をプラプラして昼飯を食べるレストランを探した。
昼ご飯には、ブタのステーキを食べた。
ポルトガルでは牛肉よりも豚肉の方がポピュラーらしく、コショウがきいてて美味かった。
レストランに入ると今まで持ちこたえていた空から雨が降ってきてしまった。
でもシントラ観光中は降らなかったので良かった。
ロカ岬っていうユーラシア大陸の最西端まで行きたかったんやけど、時間の都合もあって如何にもヨーロッパっぽい風景を見てからシントラからリスボンに帰った。